浦和記念のように馬主2頭出しの成績は?
昨日11月23日(火)に行われた浦和記念はメイショウカズサが優勝しました。
メイショウカズサを所有する松本オーナーは、浦和記念にメイショウダジンも出走させていました。いわゆる2頭出しです。
今回のテーマは馬主の2頭出しの成績についてです。
昔から言われている「2頭出しは人気薄の馬を狙え」についても調べてみました。
馬主が2頭以上の馬を出走させた時の成績(ダート)
まずは馬主が2頭以上の馬を出走させた時のダート成績です。
以下、データの集計期間は2021.1.5~2021.11.21です。
表の中の単回収値と複回収値はそれぞれは単勝回収率と複勝回収率のことです。
〇馬主が2頭以上の馬を出走させた時のダート全成績
成績悪い!
ただ、これだけ見ると2頭出し自体がダメなように感じますが、
1ケタ人気(1~9番人気)と2ケタ人気(10~18番人気)に分けると違ってきます。
2頭出しの2ケタ人気馬の成績は非常に悪いです。
〇馬主が2頭以上の馬を出走させた時の1~9番人気のダート成績
〇馬主が2頭以上の馬を出走させた時の10~16番人気のダート成績
2ケタ以上の人気が全くない場合は、
ほとんど出走するだけになってしまっているようです。
なのでここからは、2ケタ人気の馬を除いた1ケタ人気(1~9番人気)に絞って調べます。
格言「2頭出しは人気薄を狙え?」は本当?
続いては、競馬の格言「2頭出しは人気薄の馬を狙え」について調べてみました。
以下は、2頭出しの馬の人気馬の成績と人気薄馬の成績です。
〇2頭出しの人気馬の成績(3頭以上出走している場合はもっとも人気している馬のみ)
〇2頭出しの人気薄の成績(3頭以上出走している場合はもっとも人気している馬以外)
格言通り!「2頭出しは人気薄の馬を狙え」は狙い目ですね!
好走率こそ人気馬よりも少し下がりますが、
単勝と複勝回収率を見ると分かるように人気薄の馬は馬券的に妙味があります。
逆に、人気馬の方は少し人気になりすぎていることが分かりました。
まとめ
・馬主の2頭出しの2ケタ人気(10~16番人気)馬は、
ほとんど出走させるだけなので軽視がオススメ
・馬主の2頭出しの1ケタ人気(1~9番人気)馬は、
格言通り、人気馬よりも人気薄の馬を狙った方がGood!