危険な人気馬を見つける方法 『外枠先行⇒内枠先行出来ず』#2
今週のダート重賞みやこステークスで人気になりそうなメイショウムラクモは内枠に入っていたら『外枠先行⇒内枠先行出来ず』の『危険な人気馬』候補でした。
『危険な人気馬』とは?
『危険な人気馬』とは、人気しているけれど、4着以下になりそうな馬のことです。
このブログで挙げた『危険な人気馬』の1番人気は11頭中3着2回だけです(複勝率18.2%)。この記事ではそんな私が『危険な人気馬』を見つける方法をご紹介します。
第1回目『スローペースの逃げ馬』はこちらになります↓
https://sunagirl.hatenablog.jp/entry/2021/11/02/083909
第2回目は『外枠先行⇒内枠先行出来ず』です。
外枠で先行して好走した馬が内枠に入り先行出来ず『危険な人気馬』になります。
ポイントは、「外枠だから先行出来たのかもしれない」と疑うことです。
2週間前にこのブログで挙げた『危険な人気馬』
日曜阪神8Rダート1800m
3番ロードトランスは2番人気5着に敗れましたが『外枠先行⇒内枠先行出来ず』でした。
4月のレースを外枠から先行して快勝したので2番人気になっていましたが、これまでの戦歴を見て分かるように先行出来たのは4戦してこのレースのみでした。
これだけでも『外枠先行⇒内枠先行出来ず』パターンの『危険な人気馬』と予想できます。
私の場合は、予想を確信に変えるために、
①今回のレースで外枠に先行しそうな馬が複数頭いるかどうか。
②レースVTRを見て、出走馬のスタートしてからのダッシュ力
の2点を確認しています。
新聞で①を確認するだけでも十分だと思います。
さて、最初に書いたように今週の重賞で人気になりそうなメイショウムラクモは内枠に入ったら『外枠先行⇒内枠先行出来ず』の危険な人気馬候補でした。
まずは、メイショウムラクモのダート戦の枠順別全成績です。
(左から1着-2着-3着-4着以下)
2枠 (0-1-1-0) ⇒2戦とも先行出来ず
6~8枠 (4-0-0-1) ⇒先行したときはすべて外枠
すでに内枠で先行出来ていないと分かっているなら
「効果がないのでは?」と感じるかもしれませんが、
ポイントは先行していなくても好走(2着と3着)している点です。
一見すると、内枠から好走しているので、問題ないように思いますが、
私の分析では、
メイショウムラクモは内枠よりも外枠の方が
明らかにパフォーマンスが高いです。
同世代が相手なので内枠でも好走してきましたが、
これからは古馬が相手。
もちろん、他の先行馬の枠順やスタートしてからのダッシュ力にもよりますが、
ダートのOP馬相手だと内枠から先行することは特に難しいです。
今回は、5枠10番に入りましたが、
今後もメイショウムラクモが内枠に入ったら
『外枠先行⇒内枠先行出来ず』の『危険な人気馬』候補です。