砂ガールの常勝競馬思考法

馬券師の砂ガールが、勝てる競馬の思考法を伝授します

穴党向き?3勝クラスのダート戦!

3勝クラスのダート戦は難解

ダート3勝クラス

メインレースの前に行われることが多いですよね。

景気付けに買ってみたら、超人気薄の馬に勝たれてしまい、逆にショボーンってなってしまった経験はありませんか?

安心してください。

ダート戦の場合、3勝クラスを的中させることが最も難しいと言っても過言ではありません。下の表は各クラスの3連複3連単平均配当です。3勝クラスの3連複3連単平均配当が一番高額配当になっているように3勝クラスは波乱のレースが多いです。荒れる3勝クラスのダート戦には理由があります。

 

↓クラス別の3連単平均配当(ダート戦)(対象データ2019年1月1日~2021年11月15日)

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なぜ3勝クラスのダート戦は波乱になりやすいのか?

 

3勝クラスのダート戦が波乱になりやすい理由として大きく2つ挙げられます。

 

①抽選除外馬が多い

抽選除外馬とは、フルゲート以上の出馬申し込みがあった場合に、ルールに従って抽選を行った結果、出走できなかった馬のことを言います。

抽選除外馬になると期限付きの優先出走権をゲットできます。

そのため、優先出走権を得るためにあえて仕上がり途上の馬を出馬申し込みする場合があります(抽選に通ってしまう場合も当然あります)。

今年の5月に美浦所属の相沢調教師が自身のコラムにて「最近、厩舎関係者の悩みの種になっているのが、3勝クラスのダート戦で除外が多発していること。」と記しているように、3勝クラスのダート戦は抽選除外馬が非常に多いです。

先週までに、2021年の3勝クラスのダート戦は86レース行われていますが、そのうち72レースで除外馬が発生しています。

その結果、出走したいレースに使えない…なんてことがよくありますし、馬の状態をピークに仕上げたのに除外になってしまうこともあります。

目標にしていたレースに確実に使えるかどうか分からないことが波乱の一つの要因です。

 

ハンデ戦が多い

 2019年~2021年11月15日までに行われたハンデ戦は191レースあります。そのうち半数近くの89レースが3勝クラスでした。

ハンデ戦は、実績や最近の状態などを考慮し、各出走馬に勝つチャンスを与えるよう決められた重量を負担させるレースです。定量戦に比べて、馬の状態や当日の馬場状態、展開といった実力以外の部分でレースの結果が決まってしまうので不確定の要素が多く波乱になりやすいです。

また①の抽選除外馬が多いことに繋がりますが、タイミングが合わずに本来の実力を出せていなかった馬が、ハンデ戦に出走することで本来の実力よりも軽い斤量を背負うことで穴をあけることがあります。

 

3勝クラスのダート戦は穴馬がオススメ

3勝クラスは馬の状態を見極めることや能力比較が難しいレースが多いです。だからこそ、実力はあるのに全く印が付いていない馬や状態が良いのに人気していない人気薄馬が見つかることが多く感じます。

盲点になっている穴馬を見つけてメインの前に勝ちを掴みましょう!