危険な人気馬を見つける方法 『スローペースの逃げ馬』 #1
『危険な人気馬』を見つけましょう
今回は、来る馬を見つける逆の視点、来ない馬の見つけ方についてです。
本命党、穴党を問わず4着以下になりそうな『危険な人気馬』を見つけることが競馬に勝つために重要です。
人気馬の中で来ない馬が分かれば、狙っている馬の期待値がアップします。
『危険な人気馬』を見つけることで、競馬収支をアップさせましょう。
1番人気は3回に2回、馬券内に来ますが…
2020年のダート戦の1番人気複勝率は64.6%です。約3回に2回は3着以内に来ます。
しかし
このブログで挙げてきた『危険な人気馬』の1番人気は11頭中、3着2回のみ複勝率18.2%です。ちなみに1~3番人気は28頭挙げて1勝のみです。
決して私が優れた予想法を持っている訳ではありませんが、シンプルな予想法の積み重ねがこの結果に繋がっていると思います。
そういったシンプルな
「あなたもやれば出来る!!」予想法をご紹介していきます。
ぜひ予想上手な『危険な人気馬』ハンターになってください。
第1回目は『スローペースの逃げ馬』についてです。
スローペースを逃げて好走した馬が次走で人気して『危険な人気馬』になります。
「あたりまえ~」って思うかもしれませんが、意外に効果的です。
先週、私が挙げた『危険な人気馬』の土曜東京10Rダート2100m、10番グレートバローズは2番人気10着と人気を裏切りました。
これは完全に『スローペースの逃げ馬』パターンでした。グレートバローズは前走で同じ条件を2着に好走したので人気になっていましたが、レース内容はスローペースを楽に逃げての結果でした。理由はシンプルですが、知っていれば『危険な人気馬』とすぐ分かるレースでした。
ただ、スローペースの判断が難しいと思う方もいるかもしれませんが、シンプルな方法があります。
競馬新聞のペース判定です。
2021年に競馬ブックのダート戦でスローペースと判定されたレースは72レースありました。そのレースで逃げて1~3着に好走した馬の次走は29頭中3勝(勝率10.3%)、3着内9回(複勝率31.0%)です。単勝回収率47%、複勝回収率47%でした。すべての馬が馬券外になる訳ではありませんが、期待値はとても低いです。
ダート戦は芝のレースと違って、ハイペースになることが多いので、スローペースになること自体が少ないですが、そういうレースを見つけたらチェックしておくことをオススメします。今回のグレートバローズのような『危険な人気馬』が見つかるはずです。
今後も危険な人気馬を見つける方法をご紹介していきます。