砂ガールの常勝競馬思考法

馬券師の砂ガールが、勝てる競馬の思考法を伝授します

重賞レコード勝ち、次も来るかな?

 先週の土曜日、中京競馬場で行われた平安ステークスの勝ち馬はオーヴェルニュ。

タイムや勝ち方だけを見ると、とっても強い印象を受けますが、今回はレコードや圧勝につながる条件が重なっていたという点に注意したいです。

もし勝ち馬の次走が帝王賞なら、右回りの時計のかかる馬場(雨が降らなければ)なので、今回とは大きく異なる条件です。 人気になるようなら馬券的に妙味あり…ですw

 

レコードにつながった4つの要因

  • 馬場状態

先週の木曜日から金曜日にかけて大雨が降った影響が残っており、土曜日の馬場は超がつくほど速いタイムが出やすい状態でした。

 

  • ペース

日本のダート1900m、前半1000m過去最速ラップは58秒8(平均は62秒7)です。

今回、逃げ馬が刻んだペースは前半1000m、59秒0。過去2番目に速いペースでした。ちなみに中京ダート1900mに限定すれば過去最速です。

 

  • 勝ち馬のレース運び

逃げ馬は2番手を離して、内ラチを空けて走っていました。そのおかげで勝ったオーヴェルニュはインコースの3番手にいながら、砂を被ることなくスイスイ気持ち良さそうに走っていました。勝負所もとてもスムーズに進路を確保していたのでまったくロスがない競馬でした。

 

毎年、平安ステークス京都競馬場で行われますが、今年はリニューアル工事中なので中京1900mで行われました。この条件でオープンクラスのレースが行われるのは非常に珍しく、今回を含めても3レースしかありません。今までのレコードタイムは1勝クラスで記録されたもので、オープンクラスで速い時計が出る条件さえ揃えば、更新されておかしくないタイムでした。

 

一言でレコードと言っても評価出来ないものもあります。